論稿「刑事訴訟法『改悪』現代史的位相」 筆者:T・S
2015年2月9日
 安倍政権は日本を「戦争ができる国」にするために特定秘密保護法を制定したりしており、今後は国家安全保障基本法の立法化などをはかろうとしています。小田中聰樹・東北大学名誉教授は、その次に検討されることになるのが刑事訴訟法改悪だと述べ、この論稿でその内容・問題点・危険性をあきらかにしています。
 論稿は同時に、これまで民主主義を守ってきた国民の側の力を確信しつつ、「戦争ができる国」づくりとそれにも結びつく刑事訴訟法「改悪」を阻止する闘いは平和と民主主義、人権と福祉を護る闘いの重要な課題であると強調しています。

 この論稿は『刑事司法改革とは何か 法制審議会特別部会「要綱」の批判的検討』(2014年9月、現代人文社)に収載されています。