2011年5月30日(月)
5月21日、裁判員制度がスタートして2年目にあたり、各紙が社説で課題などを提起した。読売5/21中日5/21信濃毎日5/22高知5/23
  この日日弁連も会長談話を発した。
5月21日、裁判員ネットはフォーラム「裁判員制度・市民からの提言〜検証、裁判員制度の2年〜」を開催した。また、「裁判員制度・市民からの提言2011春」を公表した。それはテレビ・新聞等で報道された。こちら
5月24日、布川事件の再審裁判で、強盗殺人罪で無期懲役が確定後に仮釈放された2人の元被告人に無罪を言い渡した。関連情報・朝日5/24。日弁連はこの日このことについての会長声明を発した。
  このことについてはその後各紙が社説を掲載した。読売5/25朝日5/25毎日5/25日経5/25
5月25日、「法曹の養成に関するフォーラム」(座長・佐々木毅学習院大教授)の第1回会合が法務省で開かれた。同フォーラムは、司法修習生の給与の「給費制」から「貸与制」への移行を優先課題として、今年8月末までに1次報告をまとめ、その後、法科大学院や法曹人口などに関して2次報告を取りまとめる。関連情報・日経5/25
日弁連は6月2日に全国冤罪事件弁護団連絡協議会第17回交流会「大阪母子殺害事件破棄差戻し判決と鹿児島老夫婦殺害事件無罪判決 ―情況証拠による事実認定と注意則―」を開催する。
日弁連は6月14日にシンポジウム及び院内集会「作られた自白、失われた29年−布川事件再審判決は何を明らかにしたか−」を開催する。
日弁連は6月21日に人権擁護大会プレシンポジウム「私たちは犯罪とどう向き合うべきか?−裁判員裁判を経験して死刑のない社会を構想する−」を開催する。
日弁連は6月22日に市民集会「検察の在り方検討会議の提言を受けて−刑事司法改革とえん罪の根絶をめざして−」を開催する。