2009年12月7日(月)
11月24日、奈良地裁で、集団強姦致傷罪などに問われた4人の被告人についての裁判員裁判が始まり、11月30日、1人の被告人に懲役3年、他の3人の被告人に懲役3年、保護観察付きの執行猶予5年を言い渡した。なお、求刑はいずれに対しても懲役6年だった。
11月29日に市民団体「裁判員ネット」フォーラムを開催し、裁判員制度を検証したと、共同通信が報道した。こちら。

11月30日、仙台地裁で、強盗致傷罪に問われた被告人についての裁判員裁判が始まり、12月3日、被告人に懲役5年を言い渡した。なお、求刑は懲役6年だった。

11月30日、山形地裁で、現住建造物等放火罪に問われた被告人についての裁判員裁判が始まり、12月3日、被告人に懲役3年、執行猶予4年を言い渡した。なお、求刑は懲役5年だった。

11月30日、千葉地裁で、強盗致傷などの罪に問われた被告人についての裁判員裁判が始まり、12月3日、被告人に懲役6年を言い渡した。なお、求刑は懲役7年だった。

11月30日、東京地裁で、覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)などの罪に問われたシンガポール国籍の被告人についての裁判員裁判が始まり、12月3日、被告人に懲役8年、罰金350万円を言い渡した。なお、求刑は懲役10年、罰金400万円だった。

11月30日、神戸地裁で、殺人罪に問われた被告人についての裁判員裁判が始まり、12月3日、被告人に懲役3年、執行猶予5年を言い渡した。なお、求刑は懲役8年だった。

12月1日、札幌地裁で、覚せい剤取締法違反罪(密輸入)などに問われた被告人についての裁判員裁判が始まり、12月3日、被告人に懲役7年、罰金100万円を言い渡した。なお、求刑は懲役11年、罰金500万円だった。

12月1日、宇都宮地裁で、殺人、死体遺棄などの罪に問われた中国籍の被告人についての裁判員裁判が始まり、12月4日、被告人に懲役18年を言い渡した。なお、求刑は懲役20年だった。

12月1日、名古屋地裁で、強姦致傷などの罪に問われた被告人(19歳の少年)についての裁判員裁判が始まり、12月4日、被告人に求刑通り懲役「5〜10年」を言い渡した。

12月1日、岐阜地裁で、現住建造物等放火罪に問われた被告人についての裁判員裁判が始まり、12月3日、被告人に懲役3年を言い渡した。なお、求刑は懲役5年だった。

12月1日、大津地裁で、強盗致傷罪に問われたブラジル国籍の被告人についての裁判員裁判が始まり、12月4日、被告人に懲役4年を言い渡した。なお、求刑は懲役6年だった。

12月1日、岡山地裁で、強盗致傷などの罪に問われた被告人についての裁判員裁判が始まり、12月4日、被告人に懲役5年を言い渡した。なお、求刑は懲役7年だった。

12月1日、熊本地裁で、強姦致傷や強制わいせつ致傷などの罪に問われた被告人についての裁判員裁判が始まり、12月4日、被告人に求刑通り懲役10年を言い渡した。

12月2日、広島地裁で、強制わいせつ致傷などの罪に問われた被告人についての裁判員裁判が始まり、12月4日、被告人に懲役3年、保護観察付き執行猶予5年を言い渡した。なお、求刑は懲役3年だった。
  今後全国各地で予定されている裁判員裁判については「一般社団法人 裁判員ネット」が一覧表をつくっておられます(こちら)ので、ご案内します。