2009年11月23日(月)

11月16日、仙台地裁で、強盗傷害罪などに問われた被告人についての裁判員裁判が始まり、11月18日、被告人に懲役7年を言い渡した。なお、求刑は懲役9年だった。

11月16日、大津地裁で、強盗致傷罪などに問われたコロンビア国籍の被告人についての裁判員裁判も始まり、11月19日、被告人に懲役8年を言い渡した。なお、求刑は懲役10年だった。

11月17日、札幌地裁で、強制わいせつ傷害などの罪に問われた被告人についての裁判員裁判が始まり、11月20日、被告人に懲役8年を言い渡した。なお、求刑は懲役13年だった。

11月17日、青森地裁で、強盗傷害罪などに問われた被告人についての裁判員裁判も始まり、11月19日、被告人に懲役6年6月を言い渡した。なお、求刑は懲役8年だった。

11月17日、千葉地裁で、覚せい剤取締法違反(営利目的密輸)の罪に問われたスペイン国籍の被告人についての裁判員裁判も始まり、11月20日、被告人に懲役10年、罰金500万円を言い渡した。なお、求刑は懲役12年、罰金700万円だった。

11月17日、さいたま地裁で、強盗傷害罪に問われた被告人についての裁判員裁判も始まり、11月19日、被告人に懲役3年、保護観察付き執行猶予5年を言い渡した。なお、求刑は懲役5年だった。

11月17日、神戸地裁で、強盗傷害罪などに問われた被告人についての裁判員裁判も始まり、11月18日、被告人に懲役9年を言い渡した。なお、求刑は懲役12年だった。

11月17日、徳島地裁で、殺人と死体損壊・遺棄の罪に問われた被告人についての裁判員裁判も始まり、11月20日、被告人に懲役12年を言い渡した。なお、求刑は懲役15年だった。

11月17日、長崎地裁で、強制わいせつ致傷罪と強制わいせつ未遂罪に問われた被告人についての裁判員裁判も始まり、11月20日、被告人に懲役3年、保護観察付き執行猶予4年を言い渡した。なお、求刑は懲役4年だった。

11月17日、宮崎地裁で、現住建造物等放火罪に問われた被告人についての裁判員裁判も始まり、11月19日、被告人に懲役5年を言い渡した。なお、求刑は6年だった。

11月17日、最高裁は裁判員制度の運用等に関する有識者懇談会(第5回)を開催し、当日の配布資料をWEBサイトで公表した。こちら。9月末までに開かれた裁判に参加した裁判員らに対するアンケート結果も含まれており、それによると約98%が裁判員を務めた感想を「よい経験と感じた」と回答した。

11月17日、千葉景子法相は記者会見で、中学や高校で法律や司法制度に関する授業を行う教育活動を今月から開始すると発表した。裁判員制度などについて理解を深めるとしている。時事通信が報道。こちら。フジテレビの報道はこちら

11月18日、仙台地裁で、強姦致傷罪に問われた被告人についての裁判員裁判で、11月20日、被告人に懲役9年10月を言い渡した。なお、求刑は懲役10年だった。

11月18日、東京地裁で、準強姦致傷の罪に問われた被告人についての裁判員裁判で、11月20日、被告人に求刑通り懲役8年を言い渡した。

11月18日、広島地裁で、殺人の罪に問われた被告人についての裁判員裁判も始まり、11月20日、被告人に懲役16年を言い渡した。なお、求刑は懲役18年だった。

11月18日、熊本地裁で、殺人未遂の罪に問われた被告人についての裁判員裁判も始まり、11月20日、被告人に懲役4年を言い渡した。なお、求刑は懲役6年だった。

  今後全国各地で予定されている裁判員裁判については「一般社団法人 裁判員ネット」が一覧表をつくっておられます(こちら)ので、ご案内します。